医師の紹介

石黒真吾医師 石黒真吾(鳥取大学医学部:昭和56年卒業)院長

  • 日本外科学会専門医
  • 日本胸部外科学会認定医
  • 心臓血管外科専門医
  • 日本循環器学会専門医

専門分野:心臓血管外科

掘江弘夢医師

掘江弘夢(鳥取大学医学部:平成24年卒業)

専門分野:心臓血管外科

心臓血管外科の紹介

本年4月より当科のメンバーが変わりました。10年以上にわたり心臓血管外科で勤務していた浦田康久医師が故郷の三重県に帰ることとなり、国立病院機構の三重中央医療センターに転任しました。

2名体制となり5年がたちますが本年1月より掘江弘夢医師が大学より赴任してきてくれており、2名体制は変わりません。平均年齢は若くなりましたが今まで通りの臨床を行い、急性大動脈解離や動脈瘤破裂といった緊急性の高い手術も可能な限り対応していきます。また、定期的手術に際しては鳥取大学医学部心臓血管外科より応援をいただきながら行っていきます。

心臓外科では主に成人の後天性心疾患を対象としています。主に弁膜症と大動脈疾患です。弁膜症として僧帽弁閉鎖不全症に対する僧帽弁形成手術と高齢者大動脈弁狭窄症に対する人工弁置換術が頻度的には多いです。特に高齢者の大動脈弁狭窄症は頻度が高く、たとえ90歳以上でも日常生活が自立している方では積極的に手術適応としております。症例は多くありませんが虚血性心疾患に対する冠動脈バイパス手術(体外循環を用いないオフポンプバイパス術を含む)、虚血性心筋症に対する左室形成術も可能です。不整脈外科としては弁膜症手術でと同時に心房細動に対するメイズ手術を行っています。先天性心疾患では複雑心奇形をのぞき青年期以後の心房・心室中隔欠損症などを手術対象としています。

大動脈外科としては急性・慢性大動脈解離、真性大動脈瘤に対する人工血管置換術を中心にステントグラフトも行っております。また、末梢血管では下肢閉塞性動脈硬化症に対するバイパス術のほか、最近では血管内治療(ステント・PTA)を積極的に行っています。

静脈疾患としましては下肢一性静脈瘤に対する手術療法を短期間入院で行い、カテーテル焼灼術にも今後は対応していく準備をしております。重症肺塞栓症、深部静脈血栓症などの診断・治療を行っています。

高齢化率の高い島根県西部地方では大動脈弁狭窄症や動脈疾患(閉塞性・瘤)の潜在的罹患数は多いものと思われますが、患者様のQOLを十分に考慮した治療を選択するように努めます。

 

手術(治療)対象疾患

  • 弁膜症:僧帽弁・大動脈弁置換術、僧帽弁形成術、三尖弁形成術
  • 大動脈疾患(大動脈解離 胸部大動脈瘤 腹部大動脈瘤):人工血管置換術 ステントグラフト
  • 不整脈:心房細動に対するメイズ手術
  • 先天性:心房中隔欠損症・心室中隔欠損症
  • 心腫瘍:左房粘液腫など
  • 虚血性心疾患(狭心症 心筋梗塞):冠動脈バイパス術(オフポンプを含む)
  • 末梢動脈疾患:閉塞性動脈硬化症に対するバイパス術、血栓内膜摘出術、血管内治療(ステント・PTA)
  • 静脈疾患:下肢静脈瘤(ストリッピング手術)、深部静脈血栓症・重症肺塞栓症
  • その他:腎不全(内シャント造設術)

H27年手術症例件数(1月~12月) 合計266 (+69 外科一般op)

弁膜症

僧帽弁 弁形成術(MVP) 0
弁置換術(MVR) 1
大動脈弁 弁置換術(AVR) 18
三尖弁弁 弁輪縫縮術(TAP)(再掲) 1
  小計 20

 

動脈瘤

大動脈 胸部 置換 9
胸部 ステントグラフト 2
腹部 置換 6
バイパス 0
ステントグラフト 5
末梢動脈瘤 切除 2
  小計 24

 

急性動脈閉塞

血栓除去 上肢 1
下肢 6
  小計 7

 

血管外傷

修復 6

 

静脈瘤

ストリッピング 炎症・潰瘍を伴う 5
炎症・潰瘍を伴わない 58
    63

 

その他の血管疾患

下肢切断 膝上 3
膝下 4
透析用バスキュラーアクセス 内シャント作成 66
内シャント修復 内シャント解除 1
血栓除去 5
結紮 0
デブリ 0
切開瘤切除 3
PTA 11
    小計 93

 

冠動脈手術

CABG 12

 

慢性閉塞性動脈疾患

バイパス 大動脈 1
腹腔 0
大腿ー膝窩 1
腋窩ー大腿 0
大腿ー大腿 0
下腿 2
置換 0
血栓除去+PTA(stent) 3
内膜摘除 11
PPI(PTA/ステント) 22
  小計 40

 

その他

左心耳切除 1
  小計 1